王様のパン。

去年の年末に行ったオーストリアのグラツ。そこに在りし創業1569年、ウィーン王宮(ハプスブルグ家)御用達というパン屋さん「Hofbäckerei Edegger-Tax」。

うーん?なぜゆえにウィーンからこんな遠く離れたパン屋が王宮御用達に?と不思議に思っていたのですが、1883年にオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世がこのグラツを訪れた際に、ここのパン屋さんのライ麦パンを召されたということだそうだ。なるほど。

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その皇帝が召されたというパン。表面のハプスブルグ家の双頭の鷲の家紋が豪華、ずっしり重い。モチッ、しっとり、ぎゅぎゅっと濃厚なライ麦の味がとてもドイツ的で食べごたえありで美味!イエローチーズと食べるとさらにステキ。普段、かなり食にうるさいたんたんなのに、あららっ、上の粉が美味しいらしい。パンもちょうだいというのであげてみたら、けっこう好きらしい。やっぱり美味しいんだね、このパン。

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こちらは胡桃などのナッツペーストを生地に挟んで焼いた菓子パン。ザグレブで見かけるナッツペーストは大粒でぼそぼそですが、さすがこのペーストは滑らかで上品。上のアイシングも絶妙。見た目より甘くなく、王様のパンと同じくとてもロマンチックで優雅な気分になれた「ほぼ完璧!」な菓子パンでした。

たかがパン、されどパン。たまに自分でも焼きますが、奥が深い。同じようなぎっしり詰まったライ麦パンがあるかザグレブのパン屋を数軒回ってみるも、どれもかなり軽く味も薄かった。しかもなぜかザグレブのパンは翌日にはもう美味しくないのが残念。またグラツに行ったら、この王様のパンと菓子パンを買って帰って来よう。というか、このパン屋に行くためだけにグラツにまで行く価値ありかな。



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