ザグレブの立ち食い蕎麦屋的。

といえば、

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ブレク(Burek)です。

クロアチアを含め、旧ユーゴスラヴィアの国々でも代表的B級グルメの一つ。

その発祥の地と言われているトルコではオスマン・トルコ帝国時代から愛され続け、トルコ以外ではバルカン半島、ギリシャ、イスラエルなどで、それぞれの食文化に合せて変化しながら食べられています。例えばこんな感じ。


アルバニアの挽肉のブレク。
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ボスニアの挽肉のブレク。とぐろ〜。
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セルビアの挽肉のブレク。お好み焼き〜?
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そしてここにもあるよ、イスラエルのサクサク、ブレッカス。
マッシュポテトやほうれん草、マッシュルーム、フェタチーズなどが主流でお肉は一切入っていない。
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そしておまたせ、クロアチア。というかザグレブでは・・・



・・・じゃんっ!

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えっ?(汗)・・・ちがうんです、照明のせいですってば(大汗)。

写真はフレッシュチーズ(フェタのようなもの)のブレク。これと挽肉の二種類があり、好みによってヨーグルトをかけて食べます。パン屋さんではボスニア風のものやほうれん草のブレクも売ってます。


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上のお店はドラツ市場横で創業50年を誇り、日本のテレビ番組でも紹介されたこともあるという、マケドニア出身の二代目店主のおじさまA氏ご自慢のブレク店。実は数年来の知人でもあるA氏、日本贔屓。「相手を尊重し重んじる古き良き日本文化は素晴らしい!」といつも語ってくれます。在クロアチアの邦人や日本からのお客さんも見えるそうで、旅行でザグレブを訪れたらぜひ行ってみてくださいね。きっと喜びます。


それでは、時間の流れと供に変化した極めて個人的な、ここのチーズ入りブレクの感想デス。

<初めて食べた時(クロアチア移住前):めっちゃニガテ>
・量、多すぎっ!
・むちゃくちゃ油っこいやん!
・表は焼けすぎなのに中はぐにゃ〜。ちょっとムリかもこの感じ。
・味は可もなく不可もなく塩味が効いてるわけでもなく。ええいっ、砂糖でもかけてごまかしたれっ!←みんなビックリ!きっと「あの外人さん、今お寿司にはちみつかけはったで!」みたいな感じカモ。
・知り合いやし美味しいって言うとこ(あと一年ぐらいは遠慮したいカモ・・・)。
・これにヨーグルトはいらん(おなか壊しそう・・・)。
・けっきょく完食できず。

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<今日:ナカナカイケルゼ>
・量、まあまあかな。←胃、拡張済み。
・相変わらず油っこいけど、クロアチアやしね。←慣れってオソロシイ。
・やっぱり砂糖かけるとイケル。←A氏「ブレクの意味ないぞ・・・」つぶやく。
・ヨーグルトはやっぱりいらん。←いや、あったほうがさっぱりしていいんだけど。
・また来週食べてもええよ?←やがて本人がブレクになるでしょう、の図。
・でもやっぱり完食できず。三分の一、残す。←ここだけはなぜか進歩しない。


ふつうは少し塩気がある味なので砂糖などかけないのですが、わたしはお砂糖でお菓子感覚にして食べます。が、やはりコレは現地の人から見るとタブーみたい。(笑)


ということで、チョット、ここで〆の解説。前回の中世の地図でもわかるように、ザグレブはかつて一度もオスマン・トルコ帝国圏ではなかったのですが、ボスニアやセルビアなどクロアチア周辺国はみなオスマン・トルコ帝国文化圏でしたね。そしてそれらの国々がやがてユーゴスラヴィアという大きな一つの国となり、今ではクロアチアのファーストフードの代名詞とも言えるブレクやチェヴァブチチ(カバブのような挽肉料理)などにその名残が見られるように、人々の移動に伴いザグレブにもそれらの食文化が吸収されたということ。ええ、おそらく(笑)。



おまけ。

↑マケドニアのブレクです。薄く伸びた生地がおもしろい!最初に塗っている白いものはチーズ、それから生地を延ばす時のは水ではなく油です。

↓ユーゴスラヴィア(?)の挽肉ブレク。





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