階段で。

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昨日、市場に買い物に行った。
ベランダ用にバジルの小さな苗を二つ、
マイチナ・ドゥシツァ(Majčina dušica、タイムの一種)を一つ提げて階段を降りて行くと、

「ドバル・ダン!」

こんにちは、とにこやかにちょっとダンディなおじさんが声をかけて来た。
こちらも笑顔で「ドバル・ダン!」と返しながら、誰だっけ・・・。
どこかで会ったことあるような、いーや知らないような。
見ず知らずの人同士でも知人のように気軽に話しかけるクロアチアだから、
知らない人ってこともあるなあ。
でもおじさんはどうもこっちのこと知ってるカンジだよなあ。

「買ったのそれだけ???」

袋の苗を指差しながらまたまたおじさんはにこやかに、ワタシの顔をのぞき込む。
うー、誰だっけ、誰?誰?

「そう、これだけ」

とりあえず笑って返す。あー、どこの人だっけなー。

「ふーん、ぼくはコレとアレとソレと、こんなに買ったんだよ。じゃ、サヨナラ、またね!」
「さよならー」 えー、だから誰なのよー。

おじさんはニコリとほほ笑んで足早に階段を降りて人ごみに紛れて行った。
けっきょくそのおじさんの詳細はぜんぜん思い出せなかったけど、
やっぱり初めて会った人かもしれないけれど、まあどっちでもいいってことにした。

だって、
こんな小さな笑顔の会話なのに、何気にココロのビタミンになったりするんだよなあ。
そしてこんなデキゴトに会った日は、この街がぐーんっと好きになるから単純だなあ。


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