ニホンジンだから、寂しい桜。

春の嵐のザグレブの夜、ああ、もう明け方です。桜もそろそろ散りぬ。

f0039021_23263494.jpg

(携帯のカメラでパチり)

あちこちの家の庭や公園にこうして咲いている、そして花びらがはらはらと風に舞う間も、ここの住人たちはふつうです。とくにうれしそうでも喜んでるふうでもありません。そんなの、あたり前、ですが、これだけはあたり前では済ませられぬ日本人。

咲き誇っているチェリーの、いや、あえて「sakuraー桜」と呼ばせてください、その桜の下でもそばでもまったく盛り上がりもなにもなく、

「チェリーの花が咲いてるね!ね、桜、桜!」

と、興奮気味に誰に聞いても

「ああ、咲いてるね(・・・だから?)」

みたいな、ええ??? それだけしか感じないのか? みたいな。

あー、やっぱりわたしは心の奥底はとっても敬虔な桜崇拝の、土に還るまで、いーや、きっとその後だってそこから逃れようのない日本人なのである。花に一喜一憂し、花の下での宴に酔える、そんな人たちはこの惑星でも日本人ぐらいで、そしてそれをとても誇りに思うのである。

ちなみにこぶしの花(多分ね)だってみごとなザグレブです。
[PR]
by adriatic-sea | 2008-04-04 23:26 | きょうのこと