またまたマニアック全開(笑)。

f0039021_724375.jpg

トラム大好き!
ザグレブ初、ニホンジン・トラム運転手になろうかしら〜(笑)ってくらい、地下鉄、トラム、街中を走る電車ならなんでもワクワク、子供に帰って遠足キブン。でもなぜか、市内バスはダメー・・・なんだか急に鬱々してしまう(笑)。

やって来た新しいトラムに乗ってザグレブの日曜日、
さーてキョウの行き先はどこぞ?
f0039021_72741.jpg


二つ向こうの駅で降り、とことことことこ、ぶらぶら歩きの日曜の午後。
f0039021_742298.jpg

草木は大好きなのに、名前はとんとわからない。
f0039021_764350.jpg


そうしてやって来たは、ここ。
f0039021_782249.jpg

まいどおなじみ、欧州でももっとも美しい墓地のひとつ、ミロゴイ墓地。
えー、墓地、けっこう旅先などでも訪れます。ヒジョーに興味深いです(マニアック。笑)。

なので、今回はこの先、長いヨー(笑)。




通りを挟んで左手にはカトリックの霊安室、または斎場。
f0039021_710237.jpg

京都の母校にもこんなんあったなあー。もちろん斎場じゃないけどね(笑)。

そしてその裏手には、おや?マゲン・ダヴィッド(ダヴィデの星)。
f0039021_7151579.jpg

そうです、ユダヤの斎場。


そしてまた今来た道を戻り、通りを渡ってミロゴイ墓地の門をくぐると・・・
f0039021_717184.jpg

正面のチャペルには、この墓地に埋葬されているクロアチアの歴代重要人物の名前が連なるお墓。

左上:Ivan Šubašić クロアチアの政治家
中央右:Jakov Gotovac クロアチア一有名な作曲家

などなど、他、省略(笑)。

そして、レレレのおじさんかシェーみたいな影→自分(爆)。


墓地内はほんま、お散歩にもってこい。5月の緑が美しい。
f0039021_7281326.jpg


そしてお約束のこのショット。
f0039021_7361482.jpg

やはりミロゴイはHerman Bolle(ヘルマン・ボレー :1845 - 1926)により設計されたこのアーチがすばらしい(ヘルマンの銅像はアーチの入口にあり)。

上を見上げれば・・・
f0039021_74486.jpg

おーっ、スペクタルな世界。
わたしはなぜか、この丸天井と差し込む光りの組み合わせにとんと弱い。

そして足下は・・・
f0039021_7494739.jpg

美しいモザイク。
が、これは故人を埋葬するためのドア。そして、いいのかわるいのか、その上をドカドカと、またはそろ〜っと微妙な感覚でもって歩いていくわけですな。

そして故人の・・・、こういうのはなんと言うのでしょう?
f0039021_752373.jpg


さらに奥に進んでゆくと・・・
f0039021_812443.jpg

あれ、おかしいなあ。シンメトリックに撮ったはずが・・・。
ま、いいか(いいかげん〜)。

そしてさらに奥へゆくと・・・
f0039021_7543583.jpg

かつてザグレブの住人であったセルビア人の著名人のお墓が(1800年後半から1900年前半)。とうぜん、セルビア語で書いてあります。

そしてさらにさらに奥へゆくと・・・
f0039021_872543.jpg

美しい。
f0039021_89524.jpg

ユダヤのお墓になりました。
彼らは宗教的な偶像を禁止しているため、銅像はちょっとした美術館の展示のよう。
(ユダヤの墓についてもっと知りたい方はこちら:行きそびれたヨム・ハショアー・・・

さてと、アーチの最後はユダヤのお墓で締めくくり、
それからぶらぶら、ふつうの墓地のほうへと。

明るくモダンな墓花や、
f0039021_8134225.jpg

キャンドルはまるで雑貨屋さんのレイアウト。
f0039021_8153636.jpg

写真の右手にはイースターの卵。
その頃に訪れたのでしょうね。

これは第二次大戦中に戦死したパルティザン軍の兵士のお墓。
f0039021_8201098.jpg

お墓といえども、ミロゴイに来るとクロアチアやユーゴ時代の歴史背景が見え隠れ。

さて、こちらはまたまた摩訶不思議なお墓。
f0039021_8254347.jpg

わたしが根っからのアンポンタンだからなのか、ニホンジンのわたしにはかなり理解不能なコンセプト。もともとこれは古いユダヤ人のお墓(1800年代)だったのですが、それをのちにクロアチア人(カトリック)が買い取り、その人のお墓となったもの。えーっと、うーむ、火葬され個人個人別の骨壺に入っているのなら「ふーん・・・」とも思えますが、埋葬ですよ、埋葬。しかも宗教もちがうわけで・・・。

が、異なる宗教ウンヌンは横におき(笑)、日本の墓地の場合、墓石と土地(墓地)を買うわけですが、ここでも墓石は買いますが、土地自体ではなくその土地に埋葬する権利を買うのだそうだ。そしてユーゴ時代からの法律でその権利代の支払いが何十年(30だったか50年だったか)か停滞している墓地を、墓地連盟(みたいなもの。笑)は他の人に売ってよいわけ。または、ちょっと小金を手にしたい遺族が故人の墓地の埋葬権利を他人に売ってしまうこともあるのだそうだ。なので、写真のように古いユダヤの誰々さん家の墓にクロアチアのカトリックの何何さんのお墓が成り立ってしまうという・・・(しかも元々の家名は残さなければならないため、ごっちゃごっちゃのところもあったり)、

うーむ、おもしろい、というか、論理はわかるが、なんだか不思議すぎると思うのはわたしだけでしょうか(笑)。


と、歩き回って考えて、なんだか甘いモノが呼んでいる気がして・・・(笑)
f0039021_8404914.jpg

クリームシュニテ♪
ザグレブのとあるパン屋さんで売ってます。

サクサクのパイの皮にクリームたっぷり。
うー、美味しー・・・。

ということで、ながーいミロゴイ・マニアック探索、オワリー。
(がしかし、これでも墓地のほんの一部ご紹介。全体はもっともっと広いヨ)
お付き合い、どうもありがとうさんでした(笑)。


*ミロゴイ墓地のウェブはこちらです(英語)。
[PR]