カテゴリ:ホリダシモノ( 50 )


時が止まったような村の交差点でレトロな建物を見つけた。
建物の前には古い、なにか乗り物のようなものが置いてある。
きっと村の郷土資料館か博物館かなにかにちがいない。

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あら。
1892年からある村の現役の火消し屋さんだった。
乗り物は昔の放水車なんだね。

だから都会もん(いや、あんたは。笑)はアホやねんって、
溜め息が聞こえて来そう・・・。


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読みついでにクリックしてもらえるとうれしいカモ。
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アーモンドとかナッツ系のお菓子が、かなり苦手。
お菓子=ナッツ入ってるっしょ!的なクロアチアに来るまで
ほとんど自発的に欲したことナシ。
あのぶつぶつした感じがダメなんだと思う。
甘い物ならもっとシンプルにスムーズなものが好き。

某旅本の取材時にいただいたドゥブロヴニクに伝わるお菓子。
・・・・がんばって少し食べたけど、あとはネー・フヴァラ(ノー・サンキュー)。
シロップ漬けの生地はでろーん、もっちもっち、失敗したヴァクラワって感じ。
そこにナッツがこれでもかって・・・。
しかも一切れの大きさが半端ない。
ハンバーガーぐらい。


えー?ふつうに美味しかったヨ、完食したヨ、これ。


って方、尊敬いたします。
・・・・・・って、いるのかな。



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すっかり忘れてました、美容部。冬におっそろしいほどの頭皮の乾燥で悩まされるクロアチアですが、卵シャンプーやらハーブのものなんやら、その後、結局どーなったのかというと・・・。市販のヘアサロン、DESSANGE(デサンジュ)のものに落ち着きました(・・・あら、ヤダ、そんなオチ)。

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DESSANGE(デサンジュ)といえば、パリに本店、銀座に支店ありで、なーんか、妙に「おパリ、おフランス」で敷居が高いイメージだったのですが(かつては河原町にもありましたね。とうぜん行ったことないけど。笑)、イェラチッチ広場横のザグレブ店は内装がオシャレ&ゴージャスとはほど遠くしょぼい(古いんだろうなあ〜。っていうよりこのザグレブに支店があるってのが驚き)ので、かなり入りやすい。といっても、海外で髪を切る時はその時の勢いで覚悟して飛び込むので、予約制ってのがチョイ不便ですが、うまく時間が合えばたまに行きます(数ヶ月に一回程度だけど)。で、この「PHYTODESS」シリーズのシャンプー&コンディデョナー、ナチュラルな薬用植物入りなのでなかなかグ〜。同じ値段なら自然派化粧品ブランドのものよりも、やっぱり髪の専門店の物がいいかなと。

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↑このGinseng(朝鮮人参)入りのフケを押さえるシャンプーは匂いがチョット漢方っぽくて個人的にイマイチでしたが、その前に使ってみた橙花(ネロリ)のエッセンシャル・オイル入りでボニュームを押さえるネロリ・シャンプーは香りも甘い柑橘系で乙女チック。ヘアマスク(コンディショナーを濃厚にしたようなもの?)も超・直毛で多めの髪が日本にいる時のようにサラサラに(そうするのって、硬質の水&市販の安物のシャンプーではけっこう難しかったんですヨ)。

そしてもうひとつオススメは、大好き好き好き、ハマりまくりのロクシタンの「Brume Tonique Toning face Mist」。トーニングローションなのですが、コレがね奥様、ほんと、びっくり優れもの。

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ロクシタンの日本語ウェブの「オリーヴツリー モイスチャーバランスミスト」は説明ナシなので、あんた回し者かっ!てくらいに今回は売り込みまっせー(シゴトは渋々でも頼まれてないことは嬉々としてするタイプ)。オーガニックのオリーブの葉とオリーブウォーターで肌が整うのはもちろんのこと、普通にクレンジングした後にさらにコレをコットンに染み込ませて顔を一拭きすると、「えっ、今クレンジングしたんに?!」と驚くほど汚れが落ちます。朝の洗顔後もしかり。どんだけ汚れてるんやろ自分・・・と不安を隠し、何気に肌の手入れを欠かさないおかんにも試してみましたが、おかんもビックリ、やっぱりすごいっす。のひと言。まさにオススメの一本。ただ今2本目突入、もうこれ、リピート、エンドレスな予感。

(追記。あら、ロクシタンのウェブで見ると、日本の値段はクロアチアのより1000円ほど高いんですね、これ・・・。)

・・・ん?・・・え?
どっちもクロアチアの製品じゃない?クロアチアのオススメ品?

いえ、そう来ると思って、一つクロアチアの某まじめな自然派化粧品(おみやげっぽいアロマティカではない)のクレンジング・ミルクを買ってみたんですけどね、えーっと・・・・、えーっと、ほんと、どーーーーってことなかったの(笑)。 あえてオススメするほどではないっていうか、どこにでもあるよなあ、だったので、けっきょくマッサージミルクとしてたまに使ってます程度。


で、ザグレブに来てから実感したこと=化粧品、香水、シャンプー、いわゆる美容品はやっぱりおフランスのものがグ〜。こっちにいるとオフィシャルな場では使う度数が高い香水編はまた今度。



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アジア食材にめぐり会う確率がヒジョーに乏しいクロアチアのスーパーにて、衝撃の「インスタントラーメン」発掘。

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しかも中東時代によくお世話になった(笑)のと同じや〜ん! さりげなく右下に「Halal」印(豚を使用しておらずイスラム教徒が食べてもよいという印)もついてます(笑)。

といってもこのインドネシア産のラーメン、ビーフ、チキン、野菜の3種のどれも味付けは一切化学調味料。麺も日本のものとはとうてい比べ物にならず、昔のサッポロ一番っぽい感じ。まさに外国に住んでるから食べ「れ」るよね〜ってなスタンス。古い油の匂いがする麺のゆで汁はすて、スープは別に湧かしたお湯に野菜をたっぷり入れて食べるのがよろし。

ここしばらく家に帰ってから食事を作る気力も時間もなく、外でパスタやらピザやら、昼と夜の2食はとうていムリ!もうコッテコテは勘弁してくれヨ〜〜状態だったので、これでしばらくは生き延びれそう。でもそんな胃袋のオアシスも、しばらく食べ続けると胃が拒絶反応起こします(笑)。

っていうか、インスタントラーメンが何たるかを知る由もないこの国では、コレ(&カップヌードルもあったけどね)きっとそんなに売れないだろうから、遅かれ早かれなくなるだろうな・・・。しかもザグレブの数あるスーパーでも1〜2軒でしか見たことないし(笑)。




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取材後、バスの出発まで時間があったのでカフェで一服した後、
旧市街の裏路地をウロウロしてみるドゥブロブニクの夜。

細い石畳の路地で、時間がそこだけ止まった空間に惹き寄せられる。
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セクシー路線なカレンダーもなんだか懐かしく。
籠のかわいいインコちゃん、一人で夜の店番寂しくない?
寝られるように、せめて布でもかけてほしいよね。
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赤い十字架の救急箱にドキッ。あ、ごめん、耳切っちゃったからどうぞ、みたいな。
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「すっきり角刈りで!」な感じ。
椅子もシャンプー台も大きなラジオも、
60年代からなにも変化していないような、
なんだか懐かしさイッパイの愛すべき床屋。
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今度はお客さんがいるところ、見てみたいな。




「勝手にブログ更新月間」もあと残すこと3日。
来月の更新頻度はどうなるかわかりません。
さらに怒濤な更新したりして。(ナイナイ・・・)



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オパティヤで。またしてもフィーチョ君を激写してしまう自分。

なぜゆえ、こんなにフィーチョ君にときめくのだろうか。

小学校に上がるまで住んでいた右京区の鳴滝。向いの呉服屋のおじさんは、70年代当時ではまだチョット珍しく、自家用車を持っていた。白くて小さくて丸いラインがかわいいその車は、このフィーチョ君にとてもよく似るスバル360だった。いつも玄関を出るとそこにいたのに、おじさんが仕事でいないときはそのスバル360の姿もなくて、なんだか寂しかったっけ。いちども乗せてもらったことはなかったけれど、見ているだけで自然とココロが通う、そんな車だった。

そうか、原点はそこかもね☆


フィーチョ君について。1955〜69年の間にイタリアで作られていたフィアット600(ルパン三世の映画に登場した車はフィアット500)をモデルにし、1955〜85年にかけて旧ユーゴスラヴィアのセルビアのЗастава(ザスタヴァ)という複合企業にて作られていた車。Застава(ザスタヴァ)750、850。旧ユーゴスラヴィア圏ではフィーチャまたはフィーチョと呼ばれ、今でも南クロアチアやマケドニア、ボスニアなどで見かける。ザグレブではかなりレアなフィーチョ君を見かけた時と、祇園で四葉のクローバーのヤサカタクシーを見たときのうれしさが似ている(京都のヒト以外にはわからない例えはやめましょう)。うーん、・・・あっ、せや、星形ピノが入ってた時!みたいな感動とか(笑)。ちなみに、このЗастава(ザスタヴァ)の子会社は小火器製造会社でマシンガン、ショットガンなど、スポート&軍用武器を造ってますな。ホームページがさすが。・・・ああ、今日はいつの間にかマニアックな話題ですまんせんのぉ(笑)。


追記。フィーチョ君について同じような回想を過去に書いてました。フィーチョ君のタグをクリックしたら出て来たわ☆(笑)


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太陽を燦々と浴びたクロアチアの南部、日本でいうところの四国や九州なダルマチア地方産のレモンちゃん。これぞまさしく無農薬な天然レモン。

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あ。たんたん、横切る。
写真好きな彼女。じっと待つことカメラ目線。
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で、はなし戻って。

すべすべつるつるな皮もいいし、ぎゅっと搾ればその癒しの香と味はかぎりなくゆずに似ている。薄くスライスしたこのレモンの皮を、おなじくドラツ市場で買って来た白菜にまぜて、アドリア海の天然塩で浅漬けにしてみた。しゃきしゃきの白菜にレモン柚子風味が旨ーーいっ。お漬け物はやっぱり柚子風味がよろしおすなあ(笑)。

それに、クロアチアのお茶の中でもっとも飲まれている(と思うけど。笑)、チャイ・シパック(ローズヒップ・ティー)にもこのレモン。はちみつとこれを搾れば、乾燥した咽にも優しくビタミンたっぷりな冬のティータイム。

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だけどたまにはちょっと嗜好を変えて、ローズウォーターなんぞも。頂き物のこのギリシャ産のローズウォーター、チャイ・シパックに数滴たらせば香ゆたかなローズティに。おっと、その前にちょっとローズウォーターを味見・・・・・・ぅ、まずっ !意外と酸っぱいのね(笑)。でも口の中に薔薇のいい香が広がってグゥ。

ちなみにこのなかなかキュートで使いやすいガラスのカップですが、9月に取材に伺ったAquameritime(アクアメリティメ)という、海をテーマにしたクロアチアの雑貨屋さんのもの。クロアチアではなかなかこういったガラス製品がなく、ガラス大好き人間にはチト寂しかったのですが、ありがたいことに取材後におみやげに頂いてしまいました。このアクアメリティム、ザグレブはもちろん、スプリット、ドゥブロヴニク他、クロアチア国外ではイタリアに支店があり、クロアチアではかなり珍しい日本人好みなシンプル・テイストの雑貨が揃っています(←回し者)。ここのお魚模様のパレオにくるまってのお昼寝がたんたんのお気に入り(当然、ぬくぬく段ボール箱・笑)。

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で、はなし戻って(またか)。もうひとつ頂き物ついでに、上の写真の左端にちょこっと写っているのはマケドニア産の炒り豆。塩が効いたひよこ豆、アーモンド、ヘーゼルナッツ、カシューナッツ、うまーいっ。これまでの人生でこんなにナッツ類を食べたことないかもってくらい、ヤメられないトマらない。お茶請けにぴったり。クロアチアよりもさらにのんび〜りなマケドニア、自然の恵みも実はクロアチアよりも美味しくて、やっぱりそこそこな発展ぐらいがいちばんニンゲンにも環境にもよいのかなあと思ったり。零下で寒い日曜日、外出はやめてぬくぬく、まったりな一日でした。


・・・今日は出番がなくどこかしら不本意な彼(笑)。
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今日も零下、しばれるべ〜、ザグレブ。

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スプリットに行くと思わず足が向いてしまう店がある。生成りやビーズがたくさん付いた黒のゴージャスなレース、羽飾り、ボタン、対岸のイタリアからのそんな小物で溢れるその空間、そこにいるだけで想像力がぐんぐんかき立てられる宮殿跡の町の路地の小さな手芸屋さん。こんな店がザグレブにもあったらいいなあ。

「そう思ってザグレブに支店を出そうと下見に行って来たんだけど、無駄足だった」と、その前日ザグレブから戻った店の女主人。そうなのだ、ザグレブにこんな洒落た店はなく、目抜き通りに数軒ある布地屋もどこか垢抜けずテンションが下がる。もっと重くどっしりした保守的なものが受け入れられるオーストリア風のザグレブでは、こんな軽快で華やかでちょっとクレイジーなイタリアン・テイストはわかってもらえない。だけど、スプリットでも実際は探している物がなかったりバラエティが少なかったりで、クロアチア一の大都会(笑)ザグレブまでショッピングに来る人も少なくはない。

白いレースを数本、赤いクロアチアっぽいリボン、大きなカメオのレプリカの付いた羽飾りとリボンをふたつ(どっちも1000円ぐらい)、買った。今度この店に来た時は、女主人もシンプルなワンピースの胸にボーンッと付けたという翡翠色の大きなボタンを買ってみよう。いいの、いいの、今は使うあてなんてなくっても持ってるだけで嬉しくなるし、ザグレブでは出会えそうもない子たちだし。そのうちいつかなにかでピーンッと来るかもしれないからね。その時まで眺めて楽しもーっと。(笑)

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すやすや寝ているたんたんに乗っけてみた(←コラッ!)。無反応。あ、そう。撮られ慣れてるからカメラの音にも無反応。で、チョイト足元のなにかに蹴つまずいてガシャガシャ音をたてたら「にゃっ!(うざっ)」と怒られた・・・。(T^T)



追伸。裏ブログ(monologue25)ですが、しばらく閉じます。理由は・・・ネット上にいらない、と思えたから(笑)。



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市場から家に帰る途中。・・・あれ? なんだかちょっとワクワクな予感。通りから奥まった中庭に面した小さなお店。ウィーンならまだしも南ドイツっぽい重ーいセンスのザグレブで、コレだっ!と思えるお店にであう確率は少ないけれど、すっかり諦めたころに”ぽんっ”とであえたりする。何気なく置かれたお店の入口のテーブルセット、おおー、アンティークなんだー、高いんちゃうんやろか〜? でもちょっと気になるぅ。

「すみませーん」
「はいーーー」
「・・・見てもいいですか?」
「おー、いいともいいとも、ささっ」

奥から出来てた店主のザグレブ人のおじさん、とってもキュートでチャーミング。

「わー、このカップ、どこの?」
「ウィーン、ハンガリー、いろいろあるよ〜。で、お茶飲む? コーヒーがいい? それとも赤ワイン?」
「あ、たぶん、きっとなんにも買わないと思うんだけど・・・」
「いいよいいよ、暑いなあ、ほんま。で、何飲む?」

あははっ、ありがとう。それじゃ、ミネラルウォーターでも。と、それから30分ぐらい、コレ、マイセンのティーカップね、こっちは古伊万里だとか、こんなカップがあったらすてきなんだけどやっぱり飾り物になっちゃうかなあ、もったいなくて使えないなあ。とか、ちょっとキュンキュンなおしゃべりしながら時間がすぎて、

「あ、そうそう、おじさん、ユーゴスラヴィア製のアンティークなんて、やっぱりないよね?」
「ユーゴスラヴィアの? うーん、ないね〜。がらくたぐらいでしょ、あっても」

やっぱりそうなのね〜。
じゃあまた来るねー。

で。
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思わず「かわいい〜〜〜」と持って帰りそうになったのは
すてきなカップじゃなくてこのにわとり風のナポレオン君でした(笑)。
あたま、ぐらぐら前後に揺れて、愛嬌あっておもしろっ。
あ、これ、ペン立てね、羽のペンがほしくなるなあ。

こちらのお店、日本人のお客さん、大歓迎だそうです。
が。
名刺もらったのに、どっか行っちゃった・・・(笑)。
また遊びに行ったら住所、ちゃんと聞いて来ます。

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掃除などに使う薬品だという感覚が強かったがために、出会いがおくれたとある物語(笑)。

パスタを茹でる時に重曹を大さじ1〜2杯入れると、あらまあフシギ。あっという間に美味しい中華麺に早変わり。なんて、海外在住組にはうれしい情報がドイツの黒い森のお医者さんであるくまさんのブログの「驚きの冷やし中華」に掲載されているのですが、さて、欧州の僻地、クロアチア。美味しい中華麺を食べるには、そもそも重曹なるものが手に入るのか、それがすでに問題デス。

いろいろなスーパーなどの洗剤や掃除用品コーナーで重曹を探すも、どうもクロアチアでは「重曹でお掃除♪」は浸透していないらしい。一向にそれらしきものに出会えそうもなく、半ばあきらめかけてはまた探してみたり。そもそも重曹をクロアチア語でどういうのかがわからず、英語のBaking soda(ベーキング・ソーダ/重曹)じゃ通じないし、それをオンライン辞書で訳してみたら「soda za pečenje(そーだ・ざ・ぺちぇにぇ)」に。ああ、これってほんと、直訳しただけでクロアチア語じゃないなあ。でもまあとりあえずこれでいってみようと、クロアチア人の知人たち、中年主婦層から若いおねーちゃん、おばあちゃんに尋ねてみる。

「そーだ・ざ・ぺちぇにぇ、って知ってる?」
「焼くソーダ???」
「うーん、お菓子とかパンとかを焼く時に生地を膨らませるパウダー」
「ああ、イーストでしょ?」
「ちょっとちがう(ぜんぜんちがうけど・笑)。お掃除にも使えるけど」
「えっ? なにそれ?」

どうやらこの「お掃除にも」というのがどうにも混乱の元だったようで、それからあーでもないこーでもないと延々と半年ほども会うヒト会うヒト、焼くソーダってなんだってことになって・・・。そこでカナダに長いあいだ移住し数年前にザグレブに戻ったふたりの筋金入り70代主婦のおねーさまがたなら「焼くソーダ」を知っているだろうと聞いてみると・・・「ああ、ベーキングソーダ、ここじゃあ使わないわねー。特に掃除なんかにはね」そうか、やっぱりないんだ。フシギだなあ、重曹がないって。

そんなある日、角のスーパーでバニラエッセンスやインスタントのプリンの素なんかがある、お菓子作りのコーナーを通りかかった。あ、もしかして? ドライイーストはすぐに見つかったのに、やっぱり「焼くソーダ」はない。何度も何度も棚を上から下までひとつひとつ見て行くうちに、小さなブルーの入れ物がひとつ、目にとまった。中には白いパウダー、表には「Soda bikarbona」と書いてある。ソーダ・ビカルボナ、おーーっ、これや、ぜったいこれっぽい! 入れ物の裏をめくると「Natrijev hidrogenkarbonat」つまりNaHCO3、炭酸水素ナトリウム、見つけた、重曹! このソーダ・ビカルボナなる重曹くんは、スーパーのお菓子コーナーのほんっとに片隅(しかもイーストなどからは離れたところ)にあった。それからしばらくして、テレビでスーザン・サランドンが出ていたアメリカ映画を観ていたときのこと。彼女が「だったら薬、飲めば?」といった画面下の字幕の薬名はsoda bikarbona。あっ、そうか! さっそく次の日、近所の薬局に行ってみると、わはっ、あったあった、重曹が。クロアチアでは家のお掃除ならず胃を整える薬(胃もたれ)として重曹は薬局でも売っていた。しかもなんだかとっても懐かしい紙の箱に入って。だけどしつこい(笑)わたしはここでも最終確認。

「これ、胃の薬ですよね?」
「はい、水に溶かして飲んでください」
「料理にも使えますか?」
「うーん・・・そうねえ・・・(ちょっと困ったなあ的)」
「パンとか? ケーキとか? (かなり誘導的)」
「あ、そうそう、そうね」

そんなこんな、思えば長い道のりで、おかげさまでクロアチアでも簡単で美味しい中華麺が自宅で食べられるようになった。ラーメン、冷やし中華、焼きそば、いやー、満足満足大満足。そんな美味しい写真はまた次回に。


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