ピンポンダッシュじゃないけれど・・・。
シベニクの夕暮れ
今月のカレンダーと同じシリーズなのですが
ちょっとイワクツキのこのシリーズ。
スプリットから日帰りでヴォディツェという町を訪れたその帰り、
バスの窓から見たシベニク港の夕焼けがあまりにも美しかった。
そうしてバスはシベニクで10分のトイレ休憩に停まった。
10分かあ〜・・・、よっしゃ!
「運転手さん、10分で帰って来るから待ってて!Chikaって名前だからね!」
そう告げてカメラ片手にバスを飛び降りた。
港までとにかくダッシュ、ダッシュ!
何枚かの写真を撮ってまたまたダッシュ!
そうして港の端まで撮っては走り、走っては撮って、
そしてそろそろ戻らんと・・・と、猛ダッシュのラストスパート。
バスターミナル近く、なんだか誰かが叫んでる。
「チッカー!チッカー!」
ありゃー?
これはまずいなって猛ダッシュ。
はー、はー、はーっ。
はい、・・・タッチ!
「もう置いてコかと思ったよ!」
と運転手さん。
「えーっ?まだ10分過ぎてないよお?」
のんきなわたし。
「なにを言う!15分じゃ!」
笑う運転手さん。
えーっ?思ったより遠かったのか、港まで。
でも待っててくれてありがとう。
そんなピンポンダッシュなシベニクの港の想い出。
by adriatic-sea
| 2007-10-07 07:10
| 変哲のないふぉとぐらふ